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マイクロエースとKATOでSL「キマロキ」編成排雪列車を再現して入線 [Nゲージ車両]

マイクロエースのマックレー車+ロータリー車にKATOの型式9600型+D51型蒸気機関車を牽引機にして、SL「キマロキ」編成排雪列車を再現し我が家の固定レイアウトに入線です。(#^.^#)

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「キマロキ」編成とは、機関車の「キ」、マックレー車の「マ」、ロータリー車の「ロ」、機関車の「キ」の順に連結された。排雪用編成列車のかしら文字をとって名づけられてます。
 
2014年9月「北のローカル列車の旅」のブログに書いてますが、留萌から日本最北端の稚内駅まで339.7kmを移動する途中に、名寄駅で途中下車して名寄市北国博物館前に展示されているキマロキ編成を見たとき・・・
 
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いつか我が家の固定レイアウトにもキマロキ編成をNゲージで再現して入線させようと心に誓ってから2年半を過ぎての実現です。
 
昨年の夏にはマイクロエースのマックレー車+ロータリー車が届いていたのですが、固定レイアウトを再構築中だったこともあり入線が遅れてましたが、最近ブログでも書いている通り、固定レイアウトの再構築も進んだので、我が家の家の周りの残雪が消える前に入線してみました。
 
マイクロエースの(A0326)マックレー式除雪車+(A0321)ロータリー式除雪車です。なんかマイクロエースの車両の出来はイマイチの時があるのですが、この除雪車はそんなマイクロエースの先入観を謝ります。m(__)m 除雪車の出来の良さに感激しています。

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キマロキ編成を我が家でも再現したいと思って、その可能性が現実となったのが、マイクロエースが排雪列車の重要車両であるマックレー車+ロータリー車を再生産してくれたことです。
 
以前は、マイクロエースからA0320 D51-398+キ604(ロータリー車)キマロキ編成(黄帯) 2両セットと、 A0327 9600型39679+キ911(マックレー車)+ヨ4456 キマロキ編成(黄帯) 3両セットが発売されたようですが、今回は、マックレー車+ロータリー車の単体で黄帯じゃありません。
 
ロータリー式除雪車は、雪などで吹きだまりができて不通になったときに、ロータリー車を先頭にして機関車で押す「ロキ」、または機関車を重連にして押す「ロキキ」で排雪が可能です。

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ロータリー式除雪車は単体では走行することができなく、石炭を積んでいるテンダーは前面ロータリー (羽根車)が回転させるための燃料です。
 
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雪を飛ばす排雪ダンパは左右に動かすことが可能です。
 
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モーターを搭載し前面ロータリー (羽根車)が回転します。(ON-OFFスイッチ付)

そんな前面ロータリーの回転する様子を見ているだけでウキウキするのですが、回転する様子を動画で撮影しました。
 
 
次が、マックレー式除雪車です。
 
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通常はラッセル車で雪を両側にはねて線路の除雪するのですが、だんだんとレールの両側に高い雪の壁ができてラッセル車の除雪が困難になります。そこで、雪の壁をくずしてかき集めるマックレー車を機関車が引きます。
 
このマックレー車は、かき寄せ羽根が開閉するだけかと思ったら、なんとやぐらを引き出すことが出来ます。

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実車では、雪をかき寄せる際にやぐらを引き出してから、かき寄せ羽根を開閉するので、実車のリアルな再現です。(^_-)-☆
 
マックレー車の後方にロータリー車が連結されて、マックレー車がかき寄せた雪をロータリー車で排雪します。そんなマックレー車とロータリー車の連結は、マックレー車のドローバーをやぐらから出してロータリー車と連結します。
 
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ロータリー車の前面ロータリー (羽根車)の手前にドローバーを差し込む穴があるのですが、意外と差しにくいかも・・・
 
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実はマックレー車のドローバーですが、上下左右に動くので説明書には、連結させて高速走行やバック運転は避けてくださいとあります。高速走行はしないのですが、実際にはバック運転も可能ですが、マックレー車が軽量なのとドローバーが動くので簡単に脱線するのです。
 
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今回、キマロキ編成を再現するのに一番苦労したのが、マックレー車を牽引する型式9600型蒸気機関車です。
 
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KATOの9600形蒸気機関車が欲しかったので、まあ中古しか手に入らないだろうと秋葉原で探したのですが駄目だったので諦めてたのですが、偶然にネットで新品を販売しているショップを見つけて入手できました。(#^.^#)

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付属パーツは、ナンバープレート、汽笛、ハシゴ、重連カプラー(アーノルドカプラー)、テンダーの交換用ナックルカプラーです。

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型式9600形蒸気機関車は、大正時代における日本の代表的貨物機関車で、D51型が普及する昭和16年までに784輌が製造され「キュウロク」の愛称で知られています。特に勾配線に威力を発揮し雪にも強かったそうです。

マックレー車のアーノルドカプラーは、11-702 KATOカプラーNに交換しました。ちょっと面倒なのがKATOカプラーNがそのままではカプラー受けに入らないので、カプラーの根本を細く加工してます。

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下記写真は、9600形蒸気機関車のテンダーとマックレー車のアーノルドカプラーを交換する前後の写真です。
 
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ちょっとだけ苦労してカプラーを改造しましたが、交換するとまったく雰囲気が変わりますよね。(^^♪
 
次は、ロータリー車を先頭にして機関車で押すD51形蒸気機関車です。
 
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我が家にはセキ3000(石炭積載)の牽引機に、KATO D51北海道形があったのですが、一応は、中古ですがKATO D51なめくじを購入して用意してみましたが、同じ蒸気機関車じゃないのと、D51なめくじにしたのですが、せっかくキマロキ編成を再現するのですからと、KATO D51北海道形を使うことにします。

KATO D51北海道形の先に、重連用のナックルカプラーを取り付けて、ロータリー車のテンダーのアーノルドカプラーをマクレーン車同様にKATOカプラーNに交換しました。

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さあ、これでキマロキ編成の再現完了で入線です。(^^♪

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せっかくなので改めてキマロキ編成の再現車両の紹介で、まずは、KATO 9600形蒸気機関車。

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マイクロエース マックレー式除雪車。
 
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マイクロエース ロータリー式除雪車。
 
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KATO D51北海道形。
 
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最後尾は、KATO 車掌車。
 
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機関区員や保線区員など十数名が分乗して、一致協力のもとに作業に当たったそうです。
 
最後に恒例の走行動画こちらです。
 
 
KATO D51なめくじは、セキ3000(石炭積載)の牽引機として動画に登場してもらいました、(^^♪
 
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動画の撮影を終えてからキマロキ編成を走らせて楽しんでいたのですが、やはりマックレー車とロータリー車の辺りで脱線します。牽引機のKATO 9600形とD51北海道形の速度差が影響しているのか、やはりマックレー車が軽量なのとドローバーが動くのが原因か・・・
 
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カプラーをアーノルドカプラーに戻してみますが大差ありませんね。おっと!一か所原因判明・・・

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TOMIXマルチ車輪クリーニングレールで、マックレー車の閉じているかき寄せ羽根に接触してます。カッターでクリーニングレールの接触部を削ったのですが、想像以上に表面薄くて穴が開き駄目です。
 
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結局、クリーニングレールを本線から退避線路に移動することで強引に問題を取り除きました。
 
以上、名寄市北国博物館前に展示されているキマロキ編成を見てから2年半経過して、我が家の固定レイアウトにキマロキ編成を再現できました。
 


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