2018年、モエレ沼公園と東屯田川遊水地で野外観察会 [野外観察会]
先週(6月28日)は、道新文化センターの「自然に親しむ、楽しいバードウォッチング」教室による野外観察会で出かけた、モエレ沼公園と東屯田川遊水地の2ケ所での様子です。(#^.^#)
まずはモエレ沼公園の様子からですが、毎日のように雨が降る日が続いている道内ですが、まさかの野外観察会が開催されたこの日だけは雨が降らなかったという事で、曇り空でしたがラッキーな開催日でした。
モエレ沼公園(札幌市東区モエレ沼公園1-1)の東口駐車場に午前9時に集合して、河川敷を草原の鳥を探してブラブラと散策気分の野外観察会です。
ここモエレ沼公園は秋の水鳥も、この季節の草原の鳥も、ブログ用に鳥を撮影するのですが、鳥との距離があり遠いんですよね。(;´д`)トホホ
という事で今回の撮影機材ですが、Nikon D500+SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM+SIGMA APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG+一脚使用・・・
家を出発する際に迷ったのですが、一脚を使ってテレコンを装着、最初っから近くに鳥がいない撮影準備です。
参加者は先生を含めて16名です。今回期待できるのは、ヒバリ、コヨシキリ、オオヨシキリ、ノゴマ、ノビタキ、オオジュリン、カッコウ、アオジ、コムクドリなどの夏鳥やマガモ、アオサギなど水鳥が観察できます。
Nikon D500はDXフォーマット(35mm換算で1.5倍)で、さらに1.3xクロップを使って撮影すると、500mm×1.5(DXフォーマット)×1.3(1.3xクロップ)×1.4(テレコン)=35mm換算で1365mm相当。
キツツキ科のアリスイ
んー、35mm換算で1365mm相当って言っても鳥が小さいのでやはり遠いよね。他の鳥の写真を含めてトリミングして載せてます。
アリスイ(下記写真左下)とコヨシキリ(下記写真右上)
ちょっと薄曇りから太陽の光が見えてきたかも・・・もう少し晴天だと嬉しいのですが、まあ、雨が降らないでも良しですかね。(#^.^#)
ノビタキ(雄)
飛び立つ瞬間も撮影・・・って、翼を広げる前のジャンプはボール?
アオジ
カワラヒワ・・・バックが空だと薄曇りが真白な背景になっちゃいました。(-_-;)
コヨシキリ
オオジュリン
オオヨシキリ
また、アオジ
こちらも再登場のコヨシキリ
オオヨシキリ・・・あら新しい鳥が撮影できませんね。(#^.^#)
最後にコムクドリ
以上でモエレ沼公園の野外観察会で撮影出来た鳥たちですが、今回のモエレ沼公園の成果は次のような鳥たちです。
コヨシキリ、オオヨシキリ、アリスイ、カッコウ(飛ぶ姿)、コムクドリ、キジバト、オサギ、カワラヒワ、トビ、ノビタキ、アオジ、ハシブトガラ、シジュウカラ、オオジュリン
ここで予定していた野外観察会は終了して、東屯田川遊水地でオオバンが子育てしているとの情報があり、これは珍しいので希望者のみ東屯田川遊水地へ移動します。
東屯田川遊水地に到着する大勢のアマチュアカメラマン・・・
アカゲラが子育てしている木があり、望遠レンズを装着したアマチュアカメラマンが木を囲んでました。
どうも幼鳥が巣立つとの話ですが、この人たちはずーっとアカゲラの幼鳥が飛び立つ瞬間を狙ってるのかな?
私たちの目的はアカゲラじゃないので、オオバンを探します・・・バンが対岸にいたのですが、オオバンが見つかりませんね。
ここで池の岸付近にマガモの幼鳥を発見!
1・2・・・5羽です。幼鳥の周りに親鳥がいません。
カラスがいますから岸に上がって隠れないとこのままでは危険なのですが、幼鳥は親鳥とはぐれて固まった状態で動けない様子です。親鳥は何処に行ったのか?
そんな心配をしているとカラスが飛来・・・危ない!
間一髪で5羽は一斉に水中にもぐってセーフ・・・こんな小さくても水面でのカラスからの襲撃から身を守る手段を学習してるんですね。
カラスの襲撃から逃げると岸からどんどん離れる感じになるのですが、とりあえず見ている間はカラスから逃げ通せてましたが、その後、どうなったかは不明です。
本来の目的であるオオバンを探して移動・・・
対岸で少し距離がありましたが野鳥観察デッキからオオバンの子育てを発見です。
幼鳥は、1・2・3、写真には3羽写ってますが、4羽いたような気がします。
動画でも撮影してみました。遠かったのですが、再生してみると親鳥が餌を与えてる様子も何となく分かります。
その後、先ほどとは別なカモの幼鳥の群れが、オオバンの近くに現れます。
1・2・3・・・・・8・9羽です。おー!こっちは9羽もいました。こっちの群れには親鳥がいたので大丈夫です。もしかして、この群れから先ほどの5羽がはぐれてたりしてね。
以上、モエレ沼公園と東屯田川遊水地の2ケ所で実施した野外観察会の様子でした、