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天気に恵まれ「部分日食」を楽しめた [天文サイエンス]

昨日(1月6日)は、天気に恵まれて、我が家の部屋の窓から「部分日食」を楽しめました。(#^.^#)


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月が太陽の手前を横切る際に太陽の一部が欠ける今回の「部分日食」は、2016年3月以来、ほぼ3年ぶりでした。

そんな昨日の約2時間半の月と太陽による自然のイベントですが、前々日に撮影準備開始・・・


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日食の始まりが札幌市で午前8時46分との事で、その時間の太陽の位置を確認すると、2階の寝室の窓から太陽を見る事が出来るようです。という事で撮影準備はカメラの前に大仕事・・・まずは、2階の窓外の除雪作業です。


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多分、窓の外に三脚を立てれば、体は部屋の中って感じで撮影出来そうな気がしますが、万全を期して、窓の外に出て撮影出来るように広めの除雪を実施しましたが、本番の撮影が終わってみると体はずーっと部屋の中で、窓から外に出る事は無かったというオチです。(^_-)-☆


太陽を撮影するには、フィルターが必要ですが、フィルター関連(ケンコー角型フィルター、マルチホルダー、アダプターリング)は、2012年5月21日の金環(分部)日食に合わせて購入した物です。


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撮影機材は、Nikon D500+SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM+SIGMA APO TELE CONVERTER 2.0x EX DG+三脚です。


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APS-Cフォーマットデジタル一眼で1500mm相当になるので、レリーズを使用しての撮影・・・部屋の中からカシャって撮影です。(^^♪


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カメラを窓の外に出して、体は部屋の中からの撮影なのでシャッター押すだけって・・・事にはならなく、太陽の移動速度はめちゃ速いので、毎回、ライブビューを使って太陽の位置を調整してからシャッターを押す手順になるのです。


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ISO-400、絞り値(F/22)、露出時間(1/30秒)


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黒点も確認できました。(^^♪


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という事で、話は昨日の「部分日食」本番撮影の様子です。


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撮影開始!


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午前8時57分、ISO-400、絞り値(F/22)、露出時間(1/30秒)


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もう少し太陽を明るく撮影しようと設定を微調整・・・


午前9時10分、ISO-800、絞り値(F/20)、露出時間(1/20秒)


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外は寒かった事もあり、バッテリーは早めの交換で約2時間半の撮影で、2回交換しました。


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体は部屋の中と言っても窓を開放した状態なので、部屋の温度は7℃程度・・・ダウンジャケットの防寒対策でも寒い。ブルブル。


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冬の防災用品に購入したイワタニ カセットガスストーブを出して初使用・・・暖房器具を出しただけで快適な撮影環境になりました。(^^♪


午前9時50分、ISO-800、絞り値(F/20)、露出時間(1/20秒)


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札幌市で太陽が欠けるの割合が4割だそうですから、この辺りが最大に欠けた状態かもしれませんね。


午前10時37分、ISO-800、絞り値(F/20)、露出時間(1/25秒)


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午前11時32分、ISO-800、絞り値(F/20)、露出時間(1/25秒)


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撮影終了!


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日食の始まりから終わりまでを連続再生に編集してみました。




以上、ほぼ3年ぶりの「部分日食」の撮影を楽しんだ様子でしたが、次に国内で見られるのは12月26日と、2019年は同じ年に2回、日食が見られる珍しい年なのです。


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