2019冬、ローカル列車の旅(1日目)、津軽鉄道のストーブ列車 [ローカル列車の旅]
恒例となっているローカル列車の旅、2019冬編の3泊4日の旅に出ましたが、初日の1日目が五所川原駅に到着して、乗り換え時間の様子で前編を終えましたので。後編は、いよいよ今回の一番の楽しみである津軽鉄道のストーブ列車の様子です。(#^.^#)
乗り換え待ち時間(1時間24分)を使って、近くにあった立佞武多の館 (たちねぷたのやかた)に立ち寄り正解でした。展示してある22mのねぷたに驚きましたが、一度は動く祭りに訪れたい気分になったのですが、祭りは混むんでしょうね。
さあ、津軽五所川原駅に戻って、津軽鉄道のストーブ列車の乗り鉄です。ストーブ列車と言えば、だるまストーブで焼くスルメと日本酒。冬の時期にしか出会えない冬の風物詩、乗り鉄+飲み鉄旅です。(^^♪
津軽鉄道は非JR区間なので、乗車運賃870円+ストーブ列車兼400円、往復合計2,540円・・・と思ったら片道しか販売してないそうです。
切符は硬券なのね。いいね。(#^.^#)
【津軽鉄道】、津軽五所川原(14:48)~津軽中里(15:33)、津軽中里行(準急ストーブ列車)、乗車時間(45分)、営業距離(20.7km)、累計距離(540.0km)
ストーブ列車の編成は、ディーゼル機関車+客車2両(団体+一般)+気動車で編成されてました。
ホームへの跨線橋を下りると最後尾の気動車で、トレインマークは「走れメロス」、沿線出身の作家である太宰治の作品から「走れメロス」の愛称が付いているそうです。
混んでたら相席の覚悟だったのですが、この時のストーブ列車は、団体も無く団体車両は空、一般用車両も空席多数で嬉しい拍子抜け・・・
リュックを置いて車両の撮影タイムです。
昭和5(1930)年11月13日全線開業(20.7km)した津軽鉄道は、この冬12月よりストーブ列車を運転したそうです。そんなストーブ列車の運転期間は12月1日から翌年3月31日まで。ストーブ列車で運行は、津軽五所川原(9:35)(11:50)(14:48)発の日中3往復
客車には前後2台のストーブがあり、時々ストーブに石炭を投入するのは車掌さんです。(#^.^#)
ストーブ弁当(1,100円税込)は、3日前の注文が必要で最低2個からの予約販売なので、一人旅の私は注文不可です。残念!
早速、ワゴン販売が来ましたので、日本酒とスルメを買います。スルメはアテンダントさんが焼いて席に持って来てくれます。
この日は少ない乗客に、販売員、アテンダント、車掌(男性)の3名も1両にいる手厚さに恐縮です。
さあ、出発進行!
日本酒は180ml・・・直ぐに飲み終えそうなので、スローペースで飲まないと・・・めちゃ車内は揺れて飲むのも大変・・・
嘉瀬駅(15:09)。香取慎吾さんが書いたラッピング車両が保存・・・アテンダントさんが観光案内してくれます。
ここ嘉瀬駅は現在は無人駅ですが、昔は鉄道員が住んでいた駅だそうで「ぽっぽや」ですね。
金木駅(15:17)。太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)・・・その説明にカメラを向けますが、写った?
ちなみに金木駅到着前に日本酒は飲み終えてます。ほとんどスルメは残ってるので。復路はビールを買ってつまみにするしかありません。(#^.^#)
津軽中里駅に到着(15:33)。乗り換え待ち時間(21分)
硬券の切符は回収せずもらえました。嬉しいね。(^^♪
駅舎を撮影。
ディーゼル機関車の前後入れ替え・・・・
復路の切符を購入します。往路の切符も記念に貰ってるので、往復乗ると手元には2枚づつもと買えりって事です。
【津軽鉄道】、津軽中里(15:54)~津軽五所川原(16:38)、津軽五所川原行(準急ストーブ列車)、乗車時間(45分)、営業距離(20.7km)、累計距離(560.7km)
復路の編成の順番は、ディーゼル機関車+気動車+客車2両(団体+一般)なので最後尾車両が一般用の客車です。
外も暗くなり車内もいい感じです。多分、復路も往路と同じ乗客なので空席多数・・・乗ってるのが申し訳ないです。
復路はビールと石炭クッキーなる物を買いました。どら焼きも欲しかったのですが完売でした。残念!
往路のスルメは余ってれば温めてくれるそうですが、駅の直売所で買った気のなる「しとぎ餅」をビールのつまみに頂きます。二駅目の到着前にビールを飲み終えましたが、あとは夜の楽しみでアルコールは終了。
津軽五所川原駅に到着(16:38)。乗り換え待ち時間(8分)
【JR五能線】、五所川原(16:46)~川部(17:16)、弘前行、乗車時間(30分)、営業距離(21.5km)、累計距離(582.2km)
川部駅に到着(17:16)。乗り換え待ち時間(3分)
【JR奥羽本線】、川部(17:19)~弘前(17:26)、大館行、乗車時間(7分)、営業距離(6.3km)、累計距離(588.5km)
直ぐに弘前駅に到着(17:26)。乗り換え待ち時間(3分)、この日最後の乗り換えになります。
【JR奥羽本線】、弘前(17:29)~大館(18:12)、秋田行、乗車時間(43分)、営業距離(44.2km)、累計距離(632.7km)
冬のローカル列車の旅は日没が早いのです。
大館駅に到着(18:12)。
冬のローカル列車の旅は日没が早いので、暗い中を走る車窓は楽しめないので、早めの目的地設定・・・それでも青函トンネル抜ける北海道が札幌駅からの特急利用と北海道新幹線により一日の乗車距離は(632.7km)は大移動です。
この日の宿は、ロイヤルホテル大館(JR大館駅より徒歩4分)、嬉しい天然温泉付きのホテルです。
夕食の店を探してウロウロ・・・やっと見つけた居酒屋さんです。
せっかくの秋田って事で、きりたんぽ鍋を食べたかったが3人前って事で断念。ビールからの大吟醸北秋田・・・早くホテルに戻って天然温泉に入ります。