キタキツネの親子を近所で撮影 [いろいろ]
近所でキタキツネの親子を見かけたので、急いで一眼レフカメラと望遠レンズを家に取りに戻り、撮影した様子です。(#^.^#)
家の周辺でも住宅街を通り抜けるキタキツネを年に何度か目撃をする事はあるのですが、日中にキタキツネの親子を見かけたのは初めてです。
一昨日の土曜日ですが、奥さんとスーパーに車で買い物に出掛けて帰宅した際に、遠くに数匹の動くもの・・・住宅街の端の方にキタキツネの親子です。
車を家の前に駐車して、急いでNゲージ部屋か一眼レフカメラ(Nikon D500+SIGMA 60-600mm F4.5-6.3DG OS HSM Sportsに一脚)を持ってキタキツネのいる場所へ・・・
下記の写真は超望遠レンズSIGMA 60-600mmの600mm(35mm換算で900mm)で撮影・・・
さすがに近づき過ぎると逃げるよねと、以下はトリミングした写真です。(#^.^#)
小さいのが数匹いると思ったら子キツネが3匹です。
この日は土曜日ですが、一日中の曇り空って事で人通りが少ない為か、住宅街の間にある車道でじゃれ合って遊ぶ子キツネです。可愛いよね。(#^.^#)
歩道には親キツネが座って、遊ぶ子キツネを見守ってます。私は少し離れた電柱の陰に隠れるようにして超望遠レンズで撮影・・・
冒頭に家の周辺でもキタキツネを見かけると書きましたが、多くは早朝の住宅街の家の間を移動する様子で、いくら人通りが少ないと言っても、日中の住宅街の車道の真ん中で遊ぶってのは人間との距離感が近過ぎて心配です。
ネットで調べてみると、野生では概ね6~7年程度の寿命のキタキツネですが、繁殖期:12月~2月、3月下旬~4月に出産、産仔数:3~6で、春先に巣穴から出て来て、夏頃までは共に行動するのが基本、半年程度で親離れするそうです。
可愛い子キツネたちですが、やはりキタキツネと言うと、キツネやそのふんによる「エキノコックス症」・・・
エキノコックスと呼ばれる寄生虫の卵が、ヒトの口から体内に入り、幼虫となって肝臓などに寄生し、肝機能障害などを起こす病気です。幼虫の発育は非常に遅く、自覚症状があらわれるまで数年から10数年かかるといわれています。
と言う感じで、キタキツネの親子を撮影出来たので、これ以上は子キツネの遊ぶ一時を邪魔しないようにと撮影を終えて家に戻りました。
そんな事があった昨日(日曜日)の夕方ですが、奥さんが近所のコンビニのポストにハガキを投函しに出掛けて帰宅すると・・・
前日の近くにまたキタキツネの親子がいて、通りかかった親キツネにガン見されたとの事です。何で日中にキツネの親子が出没するのかと、Nikon 1 J5(NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6)を片手に見に行ってみました。
前日に見かけた近くに企業の平屋の事務所があるのですが、床下に穴があり、そこから子キツネの顔がのぞいてます。(#^.^#)
キタキツネの巣は、地面にほった巣穴の中で子キツネを生むって事ですが、この事務所の床下を巣にしたんですね。
周りを見ると親キツネが遠目から見てます。
ちなみにキタキツネは、野生動物ですから「鳥獣保護管理法」の対象で、人間の生活環境とキツネの生息圏との間に一定の距離を保ちながら共存を図ることを基本としており、エキノコックス症対策を目的としたキツネの駆除(殺処分)は実施しないそうです。
子キツネが出てくると・・・
親キツネはコチラに近づきガン見って事で、こちらも疑問が解決したので帰宅しました。
この場所に親子でいるのも、夏頃までの親子で行動を共にする親離れまででしょうが、無事に親離れしてこの場をあとにするまで何事も無く暮らせるのか少し心配ですよね。