2023年秋のユーコン、オーロラ アドベンチャー(準備編) [オーロラを見に行く]
今年も行って来ましたオーロラと大自然を楽しむ「2023年秋のユーコン、オーロラ アドベンチャー」、10泊12日(機内含むと12泊12日)の旅の様子で、今回は旅つ前の準備編です。(#^.^#)
オーロラメッセンジャー中垣哲也氏のオーロラ撮影に同行する「オーロラ アドベンチャー」、昨年に続く4回目の参加。2022年まではアラスカのアンカレジ入りでしたが、2023年以降はカナダ・ユーコン準州のホワイトホース入りとなります。
2023年秋のユーコン、オーロラ アドベンチャーは、全4班で、私が参加したのは、最初の1班(8月22日出発、9月2日帰国)です。班が進むにつれて寒さが厳しくなります。
昨年は全3班の後半2班と3班の2クール参加でしたが、テントも凍る3班の寒さを経験した私は、日中の暖かさが期待できる1班を選択・・・冬はストーブで暖かい生活する北海道民は寒さに弱いのです。
従来までなら早めに航空券を手配すると安く買えたのですが、今年は円安に燃料の高騰と春先には航空券の買いたかったのですが、航空券の高さに嘆きたくなります。
昨年はデルタでアラスカ、今年はエアカナダでカナダと、航路も航空会社も異なりますが、昨年は、新千歳>羽田>シアトル>アンカレッジを、ちょっと広めの座席で往復、約20万円だったのが、今年は、新千歳>関西>バンクーバー>ホワイトホースをエコノミーで約35万円です。
航路と日付、時間によって値段が随分と異なるのですが、北海道からだと成田空港を使わずに、関西空港を経由した方が便が良く、価格も安いことが判明・・・
それでも中垣氏の紹介で、某旅行会社で約35万円→約25万円と約10万円ほど安く航空券を買えたのでラッキーでした。(*^^*)
アメリカは、ESTA(電子渡航認証システム)が必要ですが、カナダは、eTA(電子渡航認証)の取得が必要です。
忘れないうちにと、ネットでeTAの取得や、海外保険の手続きを済ませます。
クレジットカードがあればカナダ$は不要なのですが、何故か日本のクレジットカードはエラーになりスムーズに使えた事がないので、出発が近づきカナダ$も両替・・・
両替手数料も掛かるので、300カナダ$が約3万5千円と、円安により日本の円の価値も随分と下がったものです。若干、アメリカよりもカナダの方が商品が安かったようにも感じましたが、カナダは産油国なのにガソリンが1リットル200円には驚きました。
出発の3週間前になり、やっとeチケットレシート(航空券)が届いたのですが、座席は未指定で自身で予約する事が判明・・・エアカナダで空き座席を確認すると、空き席もすくなく、あったのは両側を挟まれ真ん中座席です。(-_-;)
非常口の席が座席スペースが広くて追加料金で取れる事が分かったのですが、英語またはフランス語を読んで理解、非常時に口頭指示が可能なことが条件・・・それは私にはクリア無理な条件なので断念。
結局、空いている座席で諦めるしかないかと思いながらも出発の日数が近づくのですが・・・
意外と座席の空き状況が変わるもので、何と長時間の関西空港>バンクーバー間の往復で通路に面した座席に空きが出ました。と言う事で、関西空港>バンクーバー間を通路に面した席、バンクーバー>ホワイトホース間を窓側席を予約。
復路も冗談のように往路と同じ席が空いてたので、同じ席を予約します。
従来なら長時間の航路は窓席を予約して、窓からの景色も撮影を楽しむのですが、往復ともに関西空港>バンクーバー間は、通路に面した席なので窓の景色は断念するしかありませんが、まあ、トイレに席を立つ際に気兼ねなく済むのは楽かもしれません。(*^^*)
オーロラを撮影する為のカメラの準備の話ですが、カメラのバッテリー、モバイルバッテリー、LEDランタンなどバッテリー系は事前にフル充電。
昨年まではRV(キャンピングカー)が同行したので、野営地でのバッテリー充電も可能でしたが、今年は新たに用意した太陽光パネルが頼りなので、蓄電用にモバイルバッテリーも1台追加購入して、合計67200mAhです。
カメラのレンズ焦点距離も星に合わせて調整しておきます。
現地で余裕があれば焦点距離を現地で再調整するのですが、最初の撮影シーンが分からないので、事前に焦点距離を調整しておいた方が無難です。(*^^*)
老眼の私は微妙なピント調整に苦労するので、本来ならハズキルーペを持参したいのですが、代用にとピーク・ルーペ5Xを買ってみました。
Nゲージ部屋でピーク・ルーペ5Xの使い勝手を確認。
カメラ側のモニター映像も拡大表示して、さらにピーク・ルーペ5Xを用いて、焦点距離を微調整して、仕上げにビニールテープでピントリングを固定します。
実際の暗い中で焦点距離の微調整を想定して、今度は夜空で試します。
星ではブログ的に伝わりにくいので、月を使って・・・
オーロラ撮影用のレンズは、Nikon D500が、SIGMA Art 18-35mm F1.8 DC HSM ニコン用と、AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED
Nikon Z30が、SIGMA 16mm F1.4 DC DN Contemporary ニコンZ用と、ニコン FTZ IIを装着して、AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDを使う予定なので、交換しながら試します。
出発の数日前には、手荷物の最終準備完了。エアカナダのエコノミーの受託手荷物は、無料が1個までですが、それは絶対に無理って事で、追加料金を支払っても2個のコールマン 3WAY ボストンキャリーを持参します。
こちらのボストンキャリー(15.45kg)には、キャンプ用品と消耗品関係で・・・
テント、寝袋+インナーシュラフ、エアーマット、チェア、太陽光パネル(2台)、キャップ、サングラス、軽量ダウンジャケットなど
さらに消耗品関連で、軍手、アルコールウェットティッシュ、トイレットペーパー、ペーパータオル、極厚からだふき、ボックスティッシュ、ノンアルコールウェットティッシュ、使い捨てカイロ(30個)、食器など
次のボストンキャリー(15.62kg)には、衣類と行動食関係で・・・
靴、毛糸の帽子、ネックウォーマー、タオル、アウターの上下、長袖やTシャツ、パンツ、靴下など・・・ちなみに滞在中に3回着替える予定で、帰国時に着替えて持ち帰ったのは、アウターの上、毛糸の帽子、ネックウォーマーのみで、靴を含めて捨ててきました。当然、靴も捨てて帰国する前提のモノを用意。
主食の提供食材で、切り餅、常温保存可能なうどん、きざみあげを持参
行動食は、お菓子やバランス栄養食など多数持参、野営地での食事は一日、昼と夜の2食なので、朝に食べたり、アルコールのつまみに食べます。
昨年は2クールの滞在で、お菓子系は足りないくらいでしたが、今年の終わった感想としては、ちょっと持ちすぎた感ありました。(*^^*)
江別のコーヒー店で購入したコーヒー豆(店で挽いたもらう)を、コーヒーを入れるセットと一緒に持参、コーヒー豆はもう一袋あっても良かった感想です。
このボストンキャリーを重くしているのが三脚2台です。オーロラを撮影するのは三脚は必須ですが、持ってる中では軽めの2台を選んでみたのですが、三脚はボストンバックの重さも場所も取ります。ブツブツ。
カメラバック(10.77kg)は機内持ち込みです。このカメラバックを背負って持参するのは慣れましたが、やはり慣れても10kgのカメラバックは重いです。
今回持参するカメラは、オーロラ撮影用がNikon D500、ブログ用にNikon Z30ですが、Nikon Z30でもオーロラを撮影します。今回のオーロラは日常の様子からオーロラ撮影までNikon Z30で一連を連続記憶が可能なので、帰国してからのブログ整理が楽になると期待。
先ほどオーロラ撮影用のレンズを紹介しましたが、他にNIKON AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR、Nikon Z30用に常用のNIKKOR Z DX 16-50mm、他に、NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR、NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR
荷物の合計は、41.84kg・・・・さすがに重っ!
コールマン 3WAY ボストンキャリーは、いくらコロコロ可能でも、この体制で長時間移動は無理・・・
当初は電車で新千歳空港に移動する事も想定していたのですが、自宅からこの荷物での公共交通機関は断念して、フィット クロスターで新千歳空港に移動する事にします。駐車場は1日550円の新千歳空港近くの民間駐車場を利用します。
最後に出発前の事前準備で、出発の24時間前にエアカナダのオンラインチェックインを済ませます。その際に受託手荷物が2個ありで追加料金ん(片道1万810円)をクレジットカードで支払います。これで当日の国際線はスムーズに搭乗まで行ける予定。
と言う事で、今年も始まります秋のオーロラを見に出掛けた様子です。今回は出発前の準備編でしたが、次回はカナダはホワイトホース向けて出発、その後は恒例のブログネタで野営地の様子をブログ用の写真を振り返りながら投稿する予定です。(*^^*)