和室の畳を表替え [故障、工事、修理]
我が家のメンテナンス(プチリフォーム)工事で計画していた最後の項目が、和室の畳の表替えです。色々と実施した今回のプチリフォームの完結編になります。(#^.^#)
せっかく和室のクロスを張り変えて、窓内側の障子も和紙調ガラスに交換したので、やはり畳も表替えでピカピカの和室でスッキリさせたいですよね。
平成4(1992)年3月に建てた我が家ですが、築29年経過して30年目に突入しましたが、実は、和室の畳の表替えをするのは初めてなのです。
最初は畳が見えていた和室もいつの日かカーペットが敷かれて、今回のプチリフォームの計画でも畳から板の間(、和室から洋室)にする事も検討したのですが・・・
最近じゃ少なくなってきた畳の部屋ですから、やはり残す文化も大事かと、和室としてのプチリフォームに決定したのです。(^_-)-☆
依頼するのは、ここに畳屋さんがあるんだと以前から知っていた、江別市で昭和42年創業の斎藤畳店さんです。
朝、畳を引き下げ、夕方に届けてくれるそうです。HPには値段(税込)も掲載されていて、縁、工賃、運搬込みの値段になっているのですが・・・
1帖あたりの表替え価格は、国産表 最上(22,000円)・極(16,500円)・特上(13,200円)・上(9,900円)・中(8,250円)・中国産表 中(6,600円)・並(5,500円)と、価格を見るとどれにするか悩んじゃいます。
1階の和室が6畳+2階の寝室畳部分が4.5畳なので、合計10.5畳になります。半畳は1帖70%価格なので、我が家の場合は、1帖価格×10畳+0.7帖価格が表替えの費用って事です。
まあ、国産表から選択するとなると、国産表 特上・上・中の三択かな?
お店に電話して、畳の表替えを頼みたいが初めての表替えなので、現在の畳の状況確認で下見を依頼・・・
現状の畳を確認して、畳床は問題無いようなので、表替えで大丈夫との事です。表見本を触ったりして、国産表 上(9,900円)に決定です。費用は合計105,930円(税込)。
少し迷ったのが、畳の縁の選択・・・縁を選択して、表替え日(午前8時半に引き取り、午後4時前に届け)を決めて打ち合わせ完了です。
そして表替え当日の様子・・・朝一の我が家の作業は、奥さんと和室のカーペットを撤去(後日、廃棄しました)。
予定通りに午前8時半に畳屋さんの到着・・・
まずは1階和室の畳の搬出・・・
畳の表替えなんて、私が子供の頃に有る懐かしい微かな記憶です。父親の会社の社宅(長屋)だったので、各家の玄関前で畳屋さんが裏返しや表替えをやってた記憶が・・・当時は、畳を剥がすと古い新聞が出て来てくるんですよね。(#^.^#)
2階寝室からの畳を搬出する様子をNゲージ部屋から撮影・・・
畳屋さんが畳を積んで引き上げた後は、奥さんと畳を剥がした跡の床掃除です。仕上げに雑巾で床を拭くと、約30年の汚れが・・・
2階の寝室は一部が板の間で、畳が4.5帖、そんな畳を剥がした跡の板ですが、節穴が多い板だと知ります。( ̄▽ ̄;)!!
見えない場所の材質なんて安かろうって感じなのですが、一番大きな穴は、カメラのレンズキャップと同じって、呆れるを越してウケるんですが・・・
畳屋さんに確認すると、気になる節穴には、厚紙を穴の上に置いてもOKって事で、100円ショップで買って来た厚紙を何ケ所か敷きます。
午後3時過ぎに畳みの搬入・・・
畳は元の敷いてた場所に同じ畳を戻すのですが、微妙に高さにズレが発生するので、表面の端切れを作って微調整してました。
やはりピカピカの畳の表面を見ると、表替えをして正解でした。気分がスッキリって感じです。選んだ縁もイメージ以上にいい感じです。(^^♪
2階の寝室・・・光の当たり方で畳の表色が異なるように見えるのです。
1枚の畳には、い草の生産者のタグが付いています。QRコードを読むと、我が家のい草は熊本県の酒井さんご夫婦が生産した品でした。
畳の手入れですが、新しい畳表には、変色やキズを保護する泥染め加工が施されてるそうで、2~3回、乾いた雑巾拭きが必要だそうです。
い草の新しいニオイが強くて、数日は日中は窓を開けて喚起・・・そんな新鮮なニオイも慣れたのか消えたのか数日の様子です。(^_-)-☆
畳屋さんから、何かな敷物に使ってとミニチュアの畳を頂いたのですが・・・
これ小学二年生の孫に見せると、意外な人気な品として使われているそうで、欲しいとの意外なリアクションが返ってきました。そんなミニチュアの使い道は別な話題でブログに書きたいと思います。