2022夏、ローカル列車の旅、留萌線へ後編 [ローカル列車の旅]
恒例となっているローカル列車の旅、2022夏編の番外編は留萌本線に日帰り乗り鉄の後編で、話は旭川駅での時間調整の撮り鉄を終えて、旭川駅を再出発した辺りからの話です。(#^.^#)
旭川から乗車時間(27分)、キハ40系気動車で深川駅に到着(11:02)。乗り換え待ち時間(8分)
【JR留萌本線】、深川(11:10)~留萌(12:07)、留萌行、乗車時間(57分)、営業距離(50.1km)、累計距離(196.1km)
キハ50系1両編成の気動車。最後尾のベンチシートで後方車窓を楽しもうと思ったら・・・
最初に撮影した車内風景(下記写真)は空いている状態。発車時間が迫ると急に車内が混んできた。やはり鉄道好きの考える事は同じで1両編成じゃ混むわね。残念ながら車窓を楽しむのは復路に期待。(-_-;)
今回の留萌本線に乗り鉄に訪れた理由は単純で・・・
JR北海道が廃止・バス転換を求めている留萌本線(深川―留萌、50.1キロ)について、沿線市町とJRが石狩沼田―留萌間を2023年3月末で廃止。但し、深川―石狩沼田間は3年程度存続。早ければ8月にも正式決定するとの報道がありました。
廃線が近づくに混雑するの必須って事で、早めに乗り鉄しておこうって事です。
留萌線の輸送密度(1キロ当たりの1日平均輸送人数)は、2019年度(137人)、2022年度(90人)3月期の営業損益(6億600万円の赤字)との報道。
1日の利用者90人て往復含んでだよね。片道で考えると45人・・・ほとんどが地元以外の乗客っぽいが、今の乗客数えると30人って凄い乗客数って事だね。(#^.^#)
という事で、車窓の撮影は復路に廻す事にして、話は一気に飛ばして・・・
留萌駅に到着(12:07)。帰路の乗り換え待ち時間は僅か(11分)
駅舎撮影。留萌駅に列車で訪れたのって、私のブログでは2014年のローカル列車の旅です。まだ留萌本線の終着駅が増毛駅だった頃ですね。鉄道好きの私でも、ご当地入場券は車で訪れたほどです。(^_-)-☆
そうそう、留萌駅の待合室には、数の子の巨大オブジェが置いてたね。(#^.^#)
折り返し運転なので直ぐに乗車出来ると思ったら以外に待たされて、発車5分前の改札・・・意外とシビアなんだね。
急いで帰る必要もないのですが、留萌(12:18)の次は留萌(16:17)。この不便な便数じゃ、乗るのは朝夕の通学利用だけで、利用客が減る一方のローカル線の実態です。と言う事で、迷わず、留萌駅に4時間滞在する理由もなく折り返し運転の車両に乗ります。
【JR留萌本線】、留萌(12:18)~深川(13:13)、深川行、乗車時間(55分)、営業距離(50.1km)、累計距離(246.2km)
往路と同じ座席に座りますが、進行方向が反対になるので、運転席後方のベンチシートです。気になる撮影ポイントは素早く立ち上がり前方車窓の撮影。
往路と似たような顔ぶれが折返し乗車。留萌駅では待合室に立ち食い蕎麦屋が残ってます。僅かな乗り換え待ち時間って事で、持ち帰り容器で車内で食べる人がいました。私も一瞬ですが考えましたが、さすがに今のコロナ禍じゃ車内飲食は抵抗あるかな。
北秩父別駅の通過(13:01頃かな)。
今回乗る往路も復路も停車しない秘境駅。列車の揺れが凄くて往路では撮影失敗。復路で撮影リベンジ。
先日の北海道新聞に載ってた記事によると、北秩父別駅の待合室が老朽化で傾き、6月下旬から閉鎖。今回の2026年3月末まで存続駅に入る。町でもJR北海道のどちらの所有物でもなく修理するか、3年間存続による別な問題が発生との事です。
という事で、乗車時間(55分)で撮影したのは、北秩父別駅の通過・・・他に撮影する事も無く純粋に乗り鉄に徹したのでした。(#^.^#)
深川駅に到着(13:13)。乗り換え待ち時間(57分)・・・約1時間か、どうせなら留萌駅で1時間使いたかったね。ブツブツ。
駅舎撮影。
駅に併設して深川物産館。店内をブラーっと、気になったのが「深川そばめし」。蕎麦を打つ者としては気になる。
弁当、お稲荷、俵おむすびがあり、食べやすそうな俵にしました。
何処かで食べようと探すほどなく、駅横に広くキレイな「みほろ公園」・・・
早速、ベンチで食べる。蕎麦の実も確認。油で炒めた混ぜご飯って感じです。
公園奥には新しそうな神社。
立ち並ぶ鳥居の中を通って、家族の健康、コロナ禍の終息などをお参りしました。
【JR函館本線】、深川(14:10)~滝川(14:28)、滝川行、乗車時間(18分)、営業距離(23.1km)、累計距離(269.3km)
721系の3両編成。冷房が効いて転換クロスシートのガラガラは快適な移動です。札幌への直通が時間合わなく、乗り換えが2回残ってる慌ただしさが残念。
滝川駅に到着(14:28)。乗り換え待ち時間(17分)
【JR函館本線】、滝川(14:45)~岩見沢(15:24)、岩見沢行、乗車時間(39分)、営業距離(42.9km)、累計距離(312.2km)
10分前に入線、同じ721系3両編成。乗客は先ほど同様にガラガラ状態の快適な復路。
岩見沢駅に到着(15:24)。乗り換え待ち時間(15分)
【JR函館本線】、岩見沢(15:39)~江別(15:56)、小樽行、乗車時間(17分)、営業距離(19.6km)、累計距離(331.8km)
733系6両編成は既に入線してます。最後はガラガラのオールベンチシートで旅を締めます。
江別駅に到着(15:56)。日帰りローカル列車の旅の終了です。
移動距離(往路196.1km+復路135.7km)、所要時間(往路5時間36分+復路3時間38分)