2023年秋のユーコン、1日目、空港到着でトラブル発生 [オーロラを見に行く]
2023年秋のユーコン、オーロラ アドベンチャー、旅の様子は1日目、カナダ・ユーコン準州のホワイトホース空港に到着して、その後、野営地に到着した様子です。(*^^*)
ホワイトホース空港に到着して、誰も予想だにしなかった大変なトラブルが発生するとは、まあ、正確には話には聞くトラブルですが、まさか身近に起こるとは・・・
この後にトラブルが起こるとも知らずに、ホワイトホース空港の受託手荷物を受け取るターンテーブルに私は到着・・・
ここで今回の1班のメンバー(下記写真)と初めて会い自己紹介を交わします。(*^^*)
上記写真の左側から札幌のUさん、鹿児島のHさん、鹿児島のTさんと今回のブログでは表記する事にします。
鹿児島のTさんとHさんは共に小学校の先生で、HさんはTさんの元教え子って関係で、普段から交流がある二人だそうです。まるで姉妹のようなお二人・・・姉妹は無理があるか?
さらに驚いたことが、札幌のUさんは中垣氏の奥さん。1班から参加して4班の前半までの約1ケ月間をオーロラ アドベンチャーに参加するそうです。ちなみにUさんは料理が上手で、従来の野営地の食事とは格段にレベルアップした食生活を送る事が出来ました。(^^♪
さて、私を含む他のメンバーの受託手荷物はターンテーブルから回収してたのですが、何故か中垣氏の大型のボストンバックが1個出てきません。
係の人に聞いても、バンクーバーからの受託手荷物は全て出たとの事・・・トラブルに関してはエアカナダのカウンターに伝えろとの事。
中垣氏の受託手荷物は新千歳空港で最終地のホワイトホース空港まで運ばれる流れです。途中の関西空港、バンクーバー空港の荷物の乗り継ぎを考えると、怪しいのはバンクーバー空港ですよね。
話としては、受託手荷物が届かないってトラブルはあるとは聞きますが、2個預けて1個が行方不明になるなんて・・・
結局、エアカナダのカウンターでトラブルを伝えるも、行方不明の1個は不明のまま、中垣氏も該当のボストンバックの中身が把握しきれてないので、直ぐに何に支障あるかも分かりません。
さらに話を複雑にしている事があります。本来なら受託手荷物が見つかったらエアカナダとしては、滞在先のホテルに届けるって流れの様ですが、これからカナダの大自然に出発するのに滞在先のホテルと言われても・・・と言う事で色々揉めたようですが、結論としては、行方不明の受託手荷物が見つかったらメールをもらい、再度、ホワイトホース空港に取りに来る事になりました。
と、これで解決じゃないのです。新たなトラブル発覚です。中垣氏のiPhoneがバンクーバー空港の保安検査場で戻されてない事に気が付きます。
確かにあの長時間待たされた保安検査場、レーンは1レーンなのに乗客が4人が並ばされて、自分でトレーをレーンに乗せる(強引にトレーを割り込ませる)のですが、皆、複数のトレー使うし、4人もいるのでグチャグチャ状態。何で一人づつ検査しないのか意味不明?
中垣氏は、カメラバックとiPhone、モバイルバッテリーをトレーに入れたら、モバイルバッテリーは別なトレーにすれとか、その後、カメラバックは要検査で奥側のレーンに流れて、時間だけが経過して中身を見ることなくカメラバックが渡されたそうで、この時にトレーの中が見えないのでiPhoneが戻されてない事を気が付かなったようです。乗り継ぎの時間なく焦ってましたからね。
数日後にメールのやり取りでiPhoneですが、バンクーバー空港の保管場所にある事が判明したのですが、保管期間が1ケ月でバンクーバー空港に取りに来いとの事、中垣氏がバンクーバー空港に戻るのは1ケ月以上先の話なので対応揉めますよね。私が1班滞在中は未回収状態だったのですが、このiPhoneの結末は私には分かりません。
トラブルの話が長くなりましたが、2件のトラブルは進展ないので、空港で手配していたレンタカー(大型のSUV)を受け取り出発・・・
めちゃ荷物多いし、この後に食料の買い出しで荷物は増える一方。
狭い場所が好きな私は、荷物に囲まれるように3列目のシートに座る事に・・・
日本から出発する前にニュースで報道されてましたが、カナダ北西部で森林火災が広がり、 オーロラで知られるイエローナイフも山火事が迫り避難しているとか・・・
イエローナイフへ行く予定はないのですが、カナダの北部を目指す予定だったので、北部へ目指せるのか、また、直接じゃないにしても森林火災の煙の影響も気になります。
ホワイトホースのビジターセンターに立ち寄り森林火災の最新情報を確認。
ホワイトホースから北上はハイウェイは通常通り走れるようで問題ないようですが、天気がイマイチのようです。
巨大な立体地図を使い現在位置と、当面の野営地を話し合います。それと中垣氏の行方不明の荷物を取りに来るので、このままどんどん先に進む事も出来ません。
と言う事で、昨年もカナダで長期滞在したクルアニ湖(Kluane Lake)へ向かいます。ホワイトホースからハイウェイを2時間半~3時間の距離です。
中垣氏が、天候の確認やメールの諸業務をしている間に、私はビジターセンターの周辺に気になるモノを見つけたので探索に・・・
鉄道の線路。現役の線路じゃなく廃線跡のようです。
反対側を見ると駅舎が見えるので、線路を歩いて確認に・・・
既に使われてない駅舎で、モニュメントのような短いホームがあります。
正面を確認すると建物には、ホワイト・パス・アンド・ユーコン・ルート(White Pass and Yukon Route)と書かれたキレイ駅舎です。中には入れない感じです。
ん?
聞き覚えのある鉄道・・・記憶が蘇ります。(*^^*)
私は、2016年にクルーズでアラスカに訪れた際にホワイト・パス・アンド・ユーコン・ルートの観光列車に乗車してます。ブログを書きながら当時(2016年)の投稿を読み直し記憶通りと再確認。
何枚か当時の写真を載せると、上記は乗船してたコーラル・プリンセスと列車のツーショットで、クルーズ船下車して直結の観光列車でした。
昔はアラスカとホワイトホースを結んでいた登山鉄道のようなユーコン・ルートですが、随分と昔に廃線になり、一部を観光列車として運行してます。
2016年に乗車した際には、アラスカ側からカナダの国境に訪れて折り返し運転で戻った記憶ありますが、ホワイトホースでホワイト・パス・アンド・ユーコン・ルートの廃線跡を見るとは偶然です。(*^^*)
懐かしい話を現代に戻して・・・途中で見つけた「消防士の祈り」と書かれた像。
そろそろ戻らねばと、ビジターセンターに戻り、野営地のクルアニ湖へ向けて出発!
その前に重要な買い出しがあります。何は無くともアルコールを調達しないとね。(*^^*)
ワイン3本と缶ビール6本で88カナダ$なので日本円で約1万円。当然、全期間用のアルコール量じゃなく、途中で再補充できる前提。(*^^*)
次にスーパーに立ち寄り食料品や水の調達。
いっぱい買いましたが、他に大量の水に凍りもいるね。これ車に積み込める?積むしかありません。(*^^*)
車にもガソリンを入れないとね。
ちょっと驚いたのがガソリン1Lが2カナダ$、日本円で約220円って、カナダって産油国なのにめちゃ高いのに驚き。(-_-;)
ハーゲンダッツのアイスバーを頂きました。やはり定番の美味しいアイスに癒しのひと時。
鹿児島の二人は初めて見るゴミ箱、ゴミ箱の開け方分かるかな?
クルアニ湖に着いたら暗闇だね。
ヤマアラシに遭遇・・・
私が撮れたのは、ハイウェイから山の中に逃げ帰る後ろ姿。顔を撮りたかった。
時刻は午後10時過ぎにクルアニ湖に到着。昨年も長期滞在した勝手知ったる野営地ですが、気分は「クルアニ湖に戻って来たぞー」って叫びたい。(^_-)-☆
まずは一年ぶりのテントの設営。
暗闇でも何となく体は覚えてるもので、一年ぶりのテントの設営も無事に完了。
昨年の改善点、今期はスーツケースからボストンバック2個にして、テント内の居住空間も使い勝手良さそうです。
ひと仕事を終えた頃には日付が変わろうって時間です。とりあえずビールで疲れを癒します。(*^^*)
この日は、火を使わずに簡単にサラダやチーズ系・・・料理の写真を撮ってなかったので、何を食べたか実は覚えてません。
湖畔から見えるシープマウンテン
その後、夜空も晴れてるのでオーロラの出現を待つのですが、全くオーロが現れません。
午前3時40分、
シープマウンテンの横に微かな色付きを確認・・・
残念ながらオーロラチャンスの初日は、オーロラが現れずに終了でした。こんな感じで、オーロラのブログの一日は、朝起きてから深夜の日付が変わりオーロラの観察を終えるまでを一日と考えて書いてきます。(*^^*)