十勝郡浦幌町へ一泊二日の野外観察会、二日目 [バードウォッチング]
先月の下旬(10月29、30日)、道新文化センターの「自然に親しむ、楽しいバードウォッチング」で、十勝郡浦幌町へ一泊二日の野外観察会があり参加した際の今回は2日目の様子です。(#^.^#)
今回の野外観察会は題して「絶滅危惧から復活した鳥を観察する」で、期待している鳥は、絶滅危惧種(希少種)であるシジュウカラガン、ハクガン、タンチョウで、一時は絶滅寸前になり復活した鳥たちです。前日はハクガンが見つからずこの日はハクガン狙い。
宿泊先の帯広駅前の十勝ガーデンズホテルでの朝食は、和食か洋食をチェックインの際に選択するのですが、私は洋食にしてみました。
ホテルを午前8時半過ぎに出発して、約1時間を要して、前日同様に十勝郡浦幌町の三日月沼周辺に向かいます。前日に偶然お会いしてハクガンを探してくれた現地の野鳥クラブの方が、この日も朝からハクガンを探してくれて「ハクガンがいたよ」と連絡が入りましたので、バスはハクガンがいる場所へ直行したのでした。本当に野鳥クラブの方には感謝です。m(__)m
バスから下車すると飛び立って逃げる可能性があるので、しばらくはバスの中からの観察です。
手前に多数のハクチョウがいて、その後方というか奥側にハクガンがいます。
確かに白くて一見するとハクチョウにも思えますが、望遠レンズで確認するとハクチョウよりも小さく姿も異なります。
しばらくはハクガンに動きが無いので、パラパラと飛び始めたハクチョウの撮影を楽しみます。(^^♪
バスの中で観察したといいましたが、実は前日よりも空模様は良いのですが、風が強くて強風状態なのです。ある意味、バスの中で観察出来てラッキーって状態なのです。
この強風が撮影にはラッキーで、ハクチョウが向かい風に向かって飛び立つのですが、強風により飛び立っても空中でのスピードが上がらず、望遠レンズで飛ぶ様子を追尾しながら撮影出来たのです。(^^♪
ハクチョウが飛び立つ様子を静止画で楽しんだあとは動画撮影です。前日は、Nikon D500 + SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMの手持ちの動画撮影も強い風でブレブレでしたが、今回はバスの中なので、バスの窓枠を利用しての撮影です。
パラパラと飛び立つハクチョウの様子を撮影していると、一斉にハクチョウが飛び立ち、それにつられるようにハクガンも飛び立ちました。そんな様子を動画で撮影できてラッキーでした。(^_-)-☆
ハクガンも強風に逆らいながら飛び立った関係もあり、上空でのスピードが上がらなく、ここからは静止がでの撮影です。
いつもなら動画にするか静止画にするか、全体の群れを撮影するか、望遠でアップを狙うかと、短時間で迷いながらの撮影で焦ってしまうのですが、今回ばかりは強風のおかげで、動画も静止画もゆっくりと堪能できました。
ここから強風で反転する様子のハクガンです。
無事にハクガンも観察出来て、今回の目的であるシジュウカラガン、タンチョウ、そしてハクガンの観察目標も達成です。それにしてもハクガンの飛び立つ様子を見れたのはラッキーでした。(^^♪
現地の野鳥クラブの方の説明では、一週間前にクラブで飛来数を調査したそうで、ハクガン303羽、シジュウカラガン460羽、タンチョウ30つがいを確認したそうです。
ここで現地の野鳥クラブの方とお別れして、もう少し三日月沼周辺をチェックする事になりバスが移動するとタンチョウを発見します。
4羽のタンチョウがいたのですが、2日目のタンチョウの発見になると、そろそろタンチョウも動きが欲しいと欲が出ます。
その後、先ほどの飛び立ったハクガンと思われる群れを発見しました。
しばらく動きが無いか待ちますが、休んでいるハクガンに動きが無く移動する事にします。やはり先に飛び立つ様子を見てしまうと、動きが無いのは物足りないものです。
バスが走っていると、真横を低空で飛ぶタンチョウを見つけます。バスとタンチョウの並走って感じです。
ちょっと手前の草木が邪魔ですが、なんとかバスの車窓から飛ぶ姿を撮影成功です。(^_-)-☆
予定時間になり帰路の移動中にも、かなり近い距離でタンチョウの動きがある撮影が出来ました。
いやあ、先ほどは動きが無いと動きが欲しいと欲が出るものだと書きましたが、動きが欲しいと願えば、願いも届くものですね。(#^.^#)
昼食前に千代田新水路(中川郡幕別町)でオジロワシが見れる可能性あると訪れると、確かに2羽の若いオジロワシ発見したのですが、距離が遠すぎて望遠レンズでも駄目です。
その後、昼食時間になり、昼食は「牧場の家」に立ち寄ります。
三角屋根の建物の内部は天井まで吹き抜けになっている素敵な造り・・・
昼食はお弁当です。
その後、池田ワイン城で買い物タイム・・・
予定より少し前倒しで、十勝をあとにして札幌への帰路になりました。予定よりも1時間程早く、札幌に戻る事が出来ました。
以上、十勝郡浦幌町へ一泊二日の野外観察会「絶滅危惧から復活した鳥を観察する」があり参加した際の2日目の様子で、一日目で見れなかったハクガンも見れて大成功の野外観察会でした。