真冬の空に赤い満月(皆既月食)を撮影 [カメラ・レンズ]
昨日(1月31日)は、2015年以来の3年ぶりの皆既月食でした。昨夜は曇りか雪の予報で見らないかと諦めてましたが、真冬の空に赤い満月を見る事が出来て良かったです。(#^.^#)
残念ながら月が欠け始めて、しばらくするとは曇って月が見れなくなったので、一旦は撮影を終了したのですが、午後10時前には雲が無くなり、赤い満月の撮影は成功でした。ラッキー!
そんな昨夜の撮影の様子ですが・・・
月の部分食が始まるのは、午後8時48分ごろという事で、前日に確認した同時刻以降の月の位置から、2階の部屋前に位置する1階上部屋根上で撮影する事にしました。
最大に心配は肝心な月が見えるかでしたが、気温の低下によるしばれ具合も気になります。部屋にファンヒーターを用意して、部屋と屋根の行き来で暖を取ります。ヾ(`・ω・´)ノ頑張るぞっ!!!
19:06、この時点では、上空の多くは雲があったのですが、月の周辺は雲も無く、撮影に問題ありません。
そろそろ月が欠け始める時間が近づいてきました。午後8時半頃の気温はマイナス10℃です。
今回の撮影では、初めて真冬の撮影用に用意したレンズヒーターも試します。話が長くなるので、レンズヒーターの使用感などの話は省きます。
撮影機材は、Nikon D500+SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMに、三脚は先日購入したK&F ConceptのTM2324 自由雲台4段、レリーズ使用です。
20:44、月の部分食が始まる予定時間前ですが、既に部分食が始まったようです。
今回の撮影風景ですが、屋根の上とは思えない積雪の風景ですよね。相当な屋根の上の積雪状況でしたが、前日から除雪してかって撮影場所を造ったのです。(#^.^#)
撮影風景が分かるように、明るい写真になってますが、先の撮影機材の写真のように、本来は真っ暗な中での撮影である事を補足しておきます。
20:51
撮影を始めた時点では、30秒間隔で撮影して、月の部分食が始まりから皆既月食の終了までを連続再生の動画を作成しようと気合の撮影だったのですが・・・
20:55
月の動きは早く撮影の都度に微調整が必要なので、単純にインターバル撮影の機能が使えませ。暗闇の中で30秒間隔の撮影タイミングが分からないのですが?
21:00
21:04
21:07
あれ?月がぼやけたと思ったら雲に月が隠れ始めてしまいました。
上空は厚い雲に覆われて、撮影を断念です。天気予報が外れたかと喜んだのですがね・・・w( ̄o ̄)w オオー!
月が完全に地球の影に隠れるのは、午後9時51分頃の予報でしたが、その頃になると、上空の雲が消えた感じです。もしかして、赤い満月が撮影できるか?
21:40
21:42、月が欠ける様子から全体が赤く浮かび上がる様子に変化しました。
21:48
21:53、時間的には、月が完全に地球の影に隠れたと思われます。
21:56、D500 1.3クロップを使って、焦点距離500mm × 1.5倍(DXファーマット)× 1.3倍 で、35mm換算975mmです。
2015年以来の3年ぶりの皆既月食でしたが、次回の北海道で観測できる皆既月食は、2022年11月8日という事で少し先の様です。(#^.^#)
以上、月が欠ける様子の撮影を中止した関係で、皆既月食から満月に戻る様子は撮影してもなぁーと、撮影機材を撤収して撮影してません。