一眼レフカメラで木星とガリレオ衛星の撮影挑戦

先日から使い始めた新しい望遠レンズ SIGMA 60-600mm F4.5-6.3DG OS HSM Sports を使って、木星とまわりをまわっているガリレオ衛星を撮影した様子です。(#^.^#)

2019年の夏から秋は、土星とともに木星も見ごろを迎える観察シーズンだそうで、そんな話を聞いて夜空を見ると、確かに木星とガリレオ衛星が何となく肉眼でも分かります。

我が家の2階の寝室から夜空を見ると、この日は、ちょうど月もいい感じの位置に見えたので、木星の前にSIGMA 60-600mm F4.5-6.3DG OS HSM Sportsのズームを試すのに月を撮影してみます。

まずは広角側の60mmです。望遠ズームを確認したく写真はトリミングしてません。

撮影データは、ISO-200、絞り値f/8、露出時間1/125秒、RAWデータで撮影して幻想的な色にしてみました。

155mm

320mm

420mm

そして最大ズームの600mmです。この日は晴天の満月で、キレイな月が撮影出来ました。(#^.^#)

本題の木星の撮影ですが、寝室から見ると南西から西の方角に木星が確認できて、その左側に土星が見えます。低い位置なので21時頃には木星は屋根などに隠れちゃいます。

月の撮影では、さすが600mmの威力（35mm換算で900mm）でトリミング不要でしたが、星となると600mmでも小さくしか撮れません。

SIGMA TELE CONVERTER 1.4x を装着して、35mm換算で1260mm相当での撮影です。月と異なりシャッター速度も遅くなるので、当然、レリーズを使ってブレないように撮影です。(^_-)-☆

撮影データは、ISO-8000、絞り値f/9、露出時間1秒・・・望遠レンズのカメラを通して見ていると物凄い速度で木星が移動するのが分かります。

上記の写真では、木星なのか何だか分からないのでトリミングします。

あれって思われるかもしれませんが、残念ながらイメージしている木星って下記（国立天文台サイトより）の様な木星面の模様ですが、ちょっと違います。

これ以上に大きくとなると天体望遠鏡じゃないと無理なのかと思われます。しかし、木星のまわりにガリレオ衛星は撮影成功です。

木星のまわりをまわっている星（衛星）で、いわば木星のお月さまですすが、今から400年ほど前に天文学者ガリレオ・ガリレイが発見した4つの衛星をガリレオ衛星と呼んでいるそうです。（国立天文台サイトより）

RAWデータで現像の色を変えてみました。ちょっと電燈色ぽいのが私は好きです。(^_-)-☆

4つあるガリレオ衛星が3つしか撮れてませんが、これはガリレオ衛星は木星の周りを回っているので日々位置が変化するので、木星の裏に回ったり木星の影に入ったりして、見えなくなっていることもあるからだそうです。

こうなると4つのガリレオ衛星を撮影したくなりますよね。という事で、別な日に街明かりに邪魔されない少し暗い場所を求めて車でやってきました。

木星の前に土星の撮影にも挑戦です。

残念ながら土星の輪を撮影する事は出来ませんが、何となく楕円形で他の星とは異なります。土星と思って見てると土星に見えちゃうんですよね。えっ？見えない？おかしいな？

肝心なガリレオ衛星は・・・

やはり前回と衛星の位置は変わりましたが、この日も3つでしたね。(^_-)-☆

今回の最後の挑戦は、また我が家の2階の寝室から・・・

その結果は・・・

1・2・3・4と、ガリレオ衛星の4つ撮影成功です。(#^.^#)

最後に、木星の撮影ついでに、魚眼レンズのAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDで撮影した夜空の写真を載せてみました。(^^♪

次が流れ星の撮影に成功したのが下記写真です。えっ？何処に流れ星？

ブログの写真の大きさじゃ分かりませんよね。写真夜空の上部をトリミングすると・・・

以上、SIGMA 60-600mm F4.5-6.3DG OS HSM Sportsを使って、木星とまわりをまわっているガリレオ衛星の撮影チェレンジは私的には大成功です。見るタイミングで見え方が異なるので楽しい挑戦でした。(#^.^#)