2019冬、ローカル列車の旅(1日目)、一気に青森へ移動と立佞武多の館 [ローカル列車の旅]
恒例となっているローカル列車の旅、2019冬編の3泊4日の旅に出ました。初日の1日目の旅の様子で、この日は、我がまち江別駅から新函館北斗、青函トンネルで本州に渡り、青森から初日は秋田県の大舘を目指します。(#^.^#)
今回の旅も最近のパターンですが、別件で東京へ出かける用事があり、行きはローカル列車でのんびりと、帰りは羽田空港から飛行機で戻ってくる行程です。
東京(羽田空港)からの帰りの飛行機は既に決まっているので、空きスケジュールと調整した結果、ローカル列車の旅に使えるのは3泊4日です。
地図で4日間の予定ルートをマークすると上記のような感じで、移動距離は約1800kmを予定しています。
さて、ローカル列車の旅への出発の朝は早く、まだ日の出前のまだ暗い雪道・・・
奥さんが車で駅まで送ってくれると言ってくれたのですが、駅に移動するまでも旅のスタートって事で大型リュックを背負って出発!
出発駅は恒例となっている我がまち江別駅から・・・
【JR函館本線】、江別(05:39)~札幌(06:03)、小樽行 、乗車時間(24分)、営業距離(21.0km)
数日前に札沼線記念入場券の収集でも乗車した午前5時台の一番列車で出発。もう一本後の江別(06:14)でも後の接続は問題ないのですが、ローカル列車の旅の初日は一番列車で出発しないと気分が盛り上がらないので・・・
札幌駅に到着(06:03)。乗り換え待ち時間(50分)・・・入線時間までは約30分待ち。
出発前に朝食をどうするか考えてたら、札幌駅で駅弁を販売している「弁菜亭 改札内北側店」が、何んと午前5時40分から販売してると知りました。そりゃ駅弁を買うしかないよね。(#^.^#)
【JR千歳線、室蘭本線、函館本線】、札幌(06:53)~新函館北斗(10:22)、函館行(特急スーパー北斗4号) 、乗車時間(3時間29分)、営業距離(300.8km)、累計距離(321.8km)
入線(06:35)、特急スーパー北斗4号は、キハ261系気動車の7両編成で6号車7号車が自由席です。
ローカル列車の旅で、出発早々に特急列車かと自分でも若干納得してない計画。しかし3泊4日の短い行程で北海道を抜けるのに1日を使い切るのはもったいなく、今回は札幌からオプション券を使い最短時間で北海道を抜けます。まあ、早朝のガラガラの車内はある意味でローカル列車感かも。(#^.^#)
ローカル列車の旅で活躍している「北海道&東日本パス」を補足しておくと、利用開始日から7日間普通列車乗り放題という切符で、冬季の発売期間2019年12月10日~2020年1月10日、利用期間2019年12月1日~2020年1月4日、値段は少し値上がりして10,850円→11,330円。利用開始日を指定して購入します。
北海道&東日本パス北海道線特急オプション券は、北海道新幹線新函館北斗~新青森間の普通車の立席(車内の空いている席)と、JR北海道の特急列車の普通車自由席を1日間利用可です。こちらも値段は少し値上がりして6,000円→6,110円です。
午前7時過ぎに車窓からの日の出・・・
千歳を過ぎて、列車の旅の楽しみの駅弁タイムです。先ほど札幌駅で買ったのが「北海道知床とりめし」です。
車窓からの昭和新山(08:36)
車窓からの駒ケ岳(10:06)・・・大沼公園手前。
車窓からの大沼と奥に見える駒ケ岳(10:16)・・・あら、大沼は湖面が雪で真っ白でした。
新函館北斗駅に到着(10:22)。乗り換え待ち時間(30分)
ちなみに普通列車で江別から新函館北斗駅に来ると、本数が少なく午前7時に江別を出発しても午前11時頃に出発しても到着は同じで、新函館北斗駅到着は午後7時頃になります。
【JR北海道新幹線】、新函館北斗(10:53)~新青森(11:50)、東京行(新幹線はやぶさ18号)、乗車時間(57分)、営業距離(148.8km)、累計距離(470.6km)
入線(10:40)・・・北海道新幹線も(10:53)の次が(12:48)と2時間毎って、時刻表はローカル路線状況です・・・w( ̄o ̄)w オオー!
さて、今回のはやぶさ18号は、E5/H5系どっちかな?E系でした。
いつものように先頭車両へ乗車。
10両編成なので乗客は分散してますが、やはり空席が目立つ北海道新幹線です。
昨年の北海道新幹線の赤字額は約99億円だったそうですが、新青森から新函館北斗までがJR北海道の限られた新幹線の路線なら、今年も赤字額は変わらないというか・・・札幌まで延長されても東京から乗る人が途中で降りるのは変わりなく、JR北海道の乗車率を想像すると、黒字になんてなるのだろうか?
青函トンネル(11:11)に入ります・・・全長53.85km。
奥津軽いまべつ駅を通過(11:36)・・・シャッター速度が追いつかなかった。
新青森駅に到着(11:50)。乗り換え待ち時間(13分)
【JR奥羽本線】、新青森(12:03)~川部(12:32)、大館行、乗車時間(29分)、営業距離(27.2km)、累計距離(497.8km)
川部駅に到着(12:32)。乗り換え待ち時間(23分)
少し待ち時間があるので、駅舎撮影を兼ねストーブのある待合室で温まる。ポカポカ。
待合室で見つけたのが、「北海道&東日本パス」のパンフレット・・・考えてみるとJR東日本側にも置いてるよね。(#^.^#)
【JR五能線】、川部(12:55)~五所川原(13:24)、深浦行、乗車時間(29分)、営業距離(21.5km)、累計距離(519.3km)
入線(12:50)、川部駅でJR奥羽本線からJR五能線へスイッチバック。
JR五能線の車窓からの岩木山(13:10)・・・青空だったら良かったのにね。
五所川原駅に到着(13:24)。乗り換え待ち時間(1時間24分)。
JR五所川原駅の駅舎。
そして、次に乗る津軽鉄道の津軽五所川原駅も確認しておく。すぐ隣にありました。
今回のローカル列車の旅のイベント初日は、津軽鉄道のストーブ列車の乗り鉄です。さらにストーブ列車と言えば、だるまストーブで焼くスルメと日本酒。乗り鉄+飲み鉄旅を企画してみました。(^^♪
という事で、新青森から川部を経由して五所川原駅まで来たのです。
次の津軽鉄道の時間まで、ちょっと乗り換え待ち時間があります。昼食時間ですがお腹が空いてないので・・・
ほとんど観光と縁がないローカル列車の旅ですが、駅前の案内板を見ると、近くに立佞武多の館 (たちねぷたのやかた)があるので行ってみます。
あの建物ですね。(^_-)-☆
展示室入館料(大人600円→JAF提示で540円)。
3体の大型の立佞武多を常設展示しているそうで・・・デカっ!
最初にエレベーターで4階まで上った後、ねぷたを見ながら展示室スロープで1階まで降りる順路です。
初めて見る高さ22mのねぷたは想像を越す大きさです。これは訪れて正解でした。絶対に写真じゃこの大きさと迫力は伝わりませんよね。
1階部分の下を見た感じです。
スロープを歩く人がいたので、ねぷたと比較すると米粒・・・
私もスロープで下に降りる事に・・・
津軽地方各地には、数十の(ねぷた、ねぶた)がありこここはねぷたなんだ。青森ねぶた、弘前ねぷた、五所川原ねぷた。
巨大スクリーンで祭りの様子が紹介・・・
上映の最後は天井を見上げると星が現れる演出・・・
この3体のねぷたは実際に祭りで使うもので、スロープが跳ね上がり、建物の側面(下記写真の矢印)が開き出し入れするそうで、まさにサンダーバードの世界ですね。
巨大スクリーンの上映後は1階で、祭りの演奏実演もあったのですが、少し見たのですが、そろそろ津軽鉄道の時間って事で駅に戻ります。
この後は、津軽鉄道のストーブ列車の様子に話は進むのですが、いつもの通り、写真も多くなり話も長くなったので次回へ続きます。