都市計画から56年、南大通大橋(江別市)が開通 [我がまち江別]
我がまち江別の話題というか、まさに我が家の近所の話題で、1級河川の千歳川をまたぐ南大通大橋が、一昨日(3月28日、午後1時)に開通した様子です。(#^.^#)
同じ日に道内で開通したニュースとしては、深川と留萌を結ぶ高規格道路「深川留萌自動車道」のうち、唯一未開通(4.1km)が開通し、道央道~留萌間を無料高速道路で接続した話題と比較すると、南大通大橋(江別市)が開通って、めちゃローカルイベントですが、日本中、自粛ムードの中で明るい話題です。
南大通大橋は、1級河川の千歳川をまたぎ、西側に位置する左岸(上江別東・ゆめみ野地区)と、東側に位置する右岸(江別太・東光町、朝日町地区)を結ぶ道道です。
これ何が凄いって、都市計画で橋(南大通大橋)を架けることが昭和39(1964)年に決定。道の財政問題もあり、決定から47年後に着工し、さらに完成は決定から57年後と昭和、平成、令和と歴史を歩んだのでした。(#^.^#)
我が家が江別に家を建てたのが平成4年ですが、宅地真っ最中の中で片側2車線の計4車線と中央分離帯を有する立派な道が完成していたのですが、千歳川をまたぐ橋なんて着工の気配すらなかったので、こりゃ財源無しの机上の空論かと思った時期もありましたが・・・
そんな橋も都市計画から47年後に着工が始まったのです。しばらくは千歳川の土手を歩くことが出来たので、ウォーキングで立ち寄って進捗を興味津々で見た物です。
写真は2014年5月2日に撮影・・・着工から3年ほどでしょうか、工事は西側に位置する左岸側がメインだったのですが、千歳川の中央付近まで橋の骨格が伸びている。
建設中の端に接続する道路が、片側2車線の計4車線と中央分離帯を有する道路だったので、随分と貧弱な橋だと感じたのですが・・・
これは勘違いってやつで、千歳川の中央付近に伸びていたのは、本来の橋を作るための作業用の橋でした。
千歳川の土手からは、川をまたぐ橋に向かって斜面の基礎の建設中の様子が確認できました。随分と勾配があると思ったのですが、後ほどの完成した橋の写真を見ても勾配がある事が分かります。
そして季節が過ぎて写真は2014年6月5日に撮影・・・千歳川の水面に橋の土台基礎が見えてきました。
ブログを書きながら探した橋の建設中の写真ですが・・・着工から完成まで9年を要した橋ですから、最初は興味津々の私も、この時間の流れに興味が消えてしまったのでした。
そんな南大通大橋が、2020年3月28日午後1時に開通することが、前日の北海道新聞の地域の話題に載りました。
新聞によると、千歳川に架かる橋は約700m離れた東光橋が存在するのですが、千歳川両岸の住民の強い要望を受けて、昭和39(1964)年に都市計画で橋を架けることが決定したそうです。その頃って千歳川両岸の住民といっても僅かな戸数じゃないかと想像するのですが、多分、こんな大掛かりな橋の要望じゃなかったのかもね。(#^.^#)
ブログを書きながらGoogle mapの航空写真を確認すると、何年前の写真か不明ですが、橋が架かった感じで写ってます。
前書きが長くなりましたが、南大通大橋が開通する様子をブログネタにしようと、ちびドーレくんと一緒に出掛けてみました。(^_-)-☆
これが橋に繋がる南大通です。
通りの先を見ると、先ほども説明した南大通大橋へ繋がる勾配が確認できます。写真でもハッキリと結構な勾配の斜面だと分かりますよね。
南大通大橋手前の交差点で工事車両・・・これ道路標識の作業のようです。
南大通大橋の開通で東側に位置する右岸(江別太・東光町、朝日町地区)に繋がったので、その地名を表示されるんですね。
地名が白い幕で隠されているので、それを剥がして地名が現れる・・・んー?
しばらく待ったのですが、白い幕を外すのに苦労しているようで、見ている方の私の方が先に断念。また後で確認する事に・・・w( ̄o ̄)w オオー!
南大通大橋の開通イベントの準備中です。
時間は午前10時と開通前だと分かっていたのですが、もしかすると車両は午後1時でも人が通る歩道は歩けるのかと思ったのですが、ガードマンも出ていてフライングで橋を渡れる雰囲気じゃありません。
という事で、一旦、家に戻って出直し・・・開通20分前ですが、早くも数台の車が開通待ちで並んでます。(#^.^#)
ちょっと時間があるので先ほどの道路標識を確認・・・
まさかの白い幕の撤去に時間を要していたのでは、テープ状の覆いが剥がれなかったようで、見るも無残な剥がし跡・・・地名じゃなく国道337号と現れる予定だったようです。多分、橋の完成が2年遅れだった事もあり貼り付けたテープが劣化したんですね。
交差点の反対側の標識もあったと確認してみると・・・
こちらは、まさかの青色で塗りつぶしていたのか、肉眼では国道337号の数字の跡が読み取れます。
気になってた道路標識を確認している間に、開通待ちの車の列が増えてました。(#^.^#)
時刻は開通5分前ですが、人が通る歩道は既に渡るのがOK出たようです。私も早速、渡り初め・・・
車道の両側には、3mの歩道が確保されているので、しばらくはウォーキングで賑わうの間違いありません。(^_-)-☆
開通時間になりました。反対側からも開通待ちの車列があったようで、双方の車列のすれ違い・・・
千歳川東側の道央道江別東ICや国道337号線、国道12号線と接続する連絡道路の役目を果たすことで、1日当たり1万4千台の交通量を想定しているようです。
橋の名前も確認・・・
国道12号線側を見ると、千歳川に約700m離れた場所に架かる東光橋が僅かに確認できます。
橋の反対側は川の名前
ちょっと反対側は天気もイマイチですね。また、天気が良い日に景色を楽しみます。
南大通大橋は長さ158mとの事で、この辺りが真ん中・・・
歩道も広いので、自転車で渡る人も多いです。(^^♪
後ろを振り返ると、遠くに北海道100年記念塔が確認できました。この景色を楽しめるのは、高い位置にある橋のおかげです。
橋の中央を超えると景色は勾配を下る景色に代わり、普段は見る事が無かった右岸(江別太・東光町、朝日町地区)へ繋がる景色です。
途中で川の表側にある土手で出る事が可能です。右岸側には桜がキレイな泉の沼公園があるので暖かくなる季節が楽しみです。
歩道にあるマンホールも真新しいね。北海道庁の赤レンが描かれています。(#^.^#)
せっかくなので右岸側を探索・・・
道路標識では、道央道江別東ICや国道337号線、国道12号線が示されてます。
道央道江別東IC、国道337号線方面へ・・・
Google mapで確認すると現在市は、この辺りで住宅街の端です。
ここで道は片側1車線の計2車線の道は歩道も無し・・・ここから国道337号線へと繋がる道は、今後の整備待ちですが、現時点で工事の様子も無く、また着工まで時間を要する感じです。
国道12号線側を見た景色は、石狩川をまたぐ三原大橋、その三原大橋へ国道12号線をまたぐ国道337号線を見る事が出来ました。
ここで散策を終えて南大通大橋へ戻るのですが、こちら側の道路標識を確認すると、恵庭・北広島方面へ繋がる事が既に書かれています。
以上、我がまち江別の話題で、都市計画から56年を要して開通した南大通大橋(江別市)の開通を楽しんだ様子でした。