パンの日(記念日)は三種類の食パンに挑戦 [自宅でパンを焼く]
昨日の4月12日は「パンの日(記念日)」でした。天保13(1842)年4月12日に「兵糧パン」が日本で初めて本格的に製造されたそうで、その日を記念して、パン食普及協会が昭和58(1983)年に制定したそうです。
新型コロナウイルスの関係(サークル自粛)で、先月に続いて今月も男のパン教室は開催中止って事で、その代替を兼ね、さらに「パンの日」を記念しての自宅で男のパン作りです。(#^.^#)
今回もアルタイト食パン型・スリムを使った食パン作りの挑戦ですが、普通に食パンを焼いても挑戦にならないので、一つの型を使って同時に三色(種)のパンを焼く計画(挑戦)です。
アルタイト食パン型・スリムは見た目通り型が小さく細長いので、三色(種)の分量を計算するのに試行錯誤・・・
結局、ピッタリの分量は作ってみないと分からないって結論になり、少し多めの分量にして作りながらの調整、余った生地は型の外で焼く作戦です。
強力粉(90g)、薄力粉(90g)、砂糖(大1)、ドライイースト(小1)、塩(小1/4)、オリーブオイル(大1)、仕込み牛乳(130ml)、ココア(19g)、チョコチップ(20g)・・・頭の写真では抹茶も用意したのですが作ってる途中で使うの止め・・・終わってみるとやはり抹茶使えばと後悔。(-_-;)
食パンのレシピを調べていると薄力粉が入ると食パンがふんわりになるなんて書き込みがあり、ここは先人を真似て粉は強力粉と薄力粉を半々にしてみました。生地をある程度コネた時点でココア用の生地を切り分け・・・
この時点で全体の生地(310g)を、白生地(160g)とココア用生地(150g)に分けて、先に白生地をコネコネ完了させます。
ココアの分量は単純で、小分けスティックが表示(18g)だったのですが、実際(19g)だったのでそのままの量を使いました。最初はまだら模様も頑張ってコネコネするとキレイなココア生地になります。(#^.^#)
生地の1次発酵は、オーブンで35℃の45分です。
器具を洗って次の工程の準備は、アルタイト食パン型にオリーブオイルを塗ります。
今回使うチョコチップですが、近所のマックスバリュに行くと、チョコチップと焼き菓子用チョコチップの二種類があり、何が違うのかよく分からなかったのですが、焼くのだからと焼き菓子用ってのを買いました。
チョコチップは50g入りなのですが、さすがに全部使うのは多過ぎると20gを取り分けます。
今回は次の工程までのお茶タイムなんて余裕も無く、ギリギリまで分量の計算と成形方法のシミュレーションが続きます。(メ・ん・)?
ちなみに一個の型で三色(種)食パンにする理由は単純で、同じ味が出来ても食べるのに飽きるので、単純に一回で色んな味を楽しみたいって理由です。
1次発酵完了。
三色(種)の成形って事で作るのは、ココアチョコパン、二色うずまきパン、最後は金太郎飴パンはミッキーに挑戦です。(#^.^#)
生地の分割は、ココアチョコパン(ココア生地80g)、二色うずまきパン(白生地50g+ココア生地50g)、金太郎飴パン(白生地80g+ココア生地20g)・・・余り生地(白生地30g+ココア生地19g)
なんで細かな分量(数字)を書いているのかは、次回自分で作る際の備忘録を兼ねている為で、今回の分量(数字)が次回の改善に繋がります。学習機能ってやつですね。(^_-)-☆
まずは、ココアチョコパンの成形から・・・
これココア生地(80g)にチョコチップ(20g)で他の生地と同様に合計(100g)のイメージだったのですが、結果としては失敗で、2次発酵と焼き上がりからチョコチップ量を厳密に考慮せずココア生地を増やす必要ありました。
一個のアルタイト食パン型に三色(種)の生地が入るので、生地が横方向にも膨らむので1/3よりコンパクトに仕上げて型にセット・・・
次は、二色うずまきパンの成形です、
ココア生地と白生地をめん棒を使って同じ長方形に揃えたら、白生地を下にして巻き上げます。白生地を下にしたのは、型に入れた際の識別だけで意味はありません。
最後は、一番の難関である金太郎飴パンです。本当はクマさんにするかとも考えたのですが、型が小さく今回は難易度を下げて単純なミッキーにする事に・・・
これ成形段階ではミッキー(丸い顔部分に耳)大成功と思ったのですが、このまま膨らんで焼き上がらなかったのは大誤算・・・
膨らみ具合が分かるように型にラップを掛けて出窓で2次発酵・・・
その間にオーブンを200℃に予熱して生地を焼く準備です。
おっと、余った生地を忘れてました。余った生地は適当に伸ばして、これまた適当に巻き上げて成形完了です。(#^.^#)
成形に時間を要している事もあり、型の7割り程度も膨らめば十分なですが、やはり三色(種)の生地は膨らみに差が・・・ココアチョコパンが膨らみ不十分ですが、それに合わせると他が膨らみ過ぎるので焼きに入ります。
型にフタをして、オーブンを180℃に下げて18分間焼きます。
余った生地のパンもいい感じで焼き上がりました。(#^.^#)
焼き上がったアルタイト食パン型の方は、スケッパーで側面をなぞって、型を裏返すと簡単に型からパンが取り出せます。
食パンの裏側を確認すると、ちゃんと焼き色も付いているので焼き時間もいい感じです。
せっかくの三色(種)が、二色うずまきパン、金太郎飴パンが表面同じで見た目が残念・・・やはり二色うずまきパンは抹茶とココアの二色が良かったですね。
それでは完成した三色(種)食パンの紹介・・・
ココアチョコパン・・・想像と異なりチョコチップは原型が消えて溶けてうずまきになるのね。
二色うずまきパン・・・これ大成功のうずまきです。
そして、金太郎飴パン・・・
ん?
生地の中央に作ったミッキーが端に・・・頭(耳側)を上で焼いたのですが、上部側の生地を厚くしないとダメなのか・・・難しい!
以上、パンの日(記念日)は三種類の食パンに挑戦は、最初のチャレンジにしては大成功?まあ、次回の改良点も分かったので、再チャレンジの楽しみが出来ました。