2022年秋のアラスカ(11日目)、アンカレッジで自動車事故 [オーロラを見に行く]
オーロラメッセンジャー中垣哲也氏と行く「2022年秋のアラスカアドベンチャー」の様子で、11日目(現地時間9月24日)。昨日のブログの番外編のような続編で、アンカレッジでの終日フリーでの出来事です。
何が起こったかって、冒頭の写真の消防車、救急車、パトカーが登場する交通事故。被害者側の車両(同乗者)になったのです。運転手、同乗者全てケガ無く体は無事だった事もありブログネタに書かせてもらいました。
話は、Wakitaniさん運転するポルシェ(PORSCHE Macan S turbo)で、アンカレッジの模型店に行き、せっかくなのでって事で、アラスカ鉄道の駅舎に立ち寄った後の話です。助手席が私で、後部座席に超常連Iさんが乗ってました。
ほんの10秒程度、この日の行動が前後に早まるか遅くなれば、遭遇しなかった事故ですが、あとで考えると、あの時・・・って考えてしまいますよね。
写真のプロパティを確認すると上記の踏切りでの撮影(13:37)で、この後の事故を撮影した写真(13:41)。多分、アラスカ鉄道の駅をあとにして、事故に遭遇するまで僅か2分後の出来事だったと思います。
片側3車線の真ん中の車線を直進(特に速くなく普通の速度)して、青信号で交差点に入った瞬間・・・
運転席の左側から車が突然現れたと思った瞬間、衝突音と同時にシートベルトをした体が横方向にスライドする感覚・・・
衝突の瞬間にWakitaniさんがハンドルとブレーキ操作をしたのですが、横からの衝突よりも交差点の右折待ちの車に衝突するのを確信した瞬間です。(下記写真の左側に立ってる男性が加害者)
交差点に止まってた車とは間一髪で衝突を回避した右折待ちの大型SUV・・・相手の運転手(女性)も衝突を覚悟したと話してたそうです。( ̄▽ ̄;)!!
交差点に赤信号で進入した車(韓国小型SUV Tucson)は、エアバックが作動する前面が大破。相手側は助手席に同乗者いましたが二人とも無事のようです。
Wakitaniさんに頼まれ私は事故現場の記録撮影(事故の様子、相手の免許証、保険書、ナンバープレートなど)
Wakitaniさんが相手の運転手と会話・・・相手は赤信号で進入を認めてるとの事です。
間一髪で衝突から免れた車の運転手(女性)が警察に連絡してくれるとの事、また、事故の様子を見ていた若い男性が、ポルシェが青信号で進入し、相手側が赤信号だった事を証言してくれるそうです。何かアンカレジの人って親切です。(#^.^#)
事故現場の交差点。赤い矢印がポルシェの進行方向で、青い矢印が相手の進入してきた方向。
交差点内のブレーキ跡は、ポルシェのタイヤ痕はありますが、相手側はノーブレーキで衝突してます。
ポルシェの運転席側は大破状態ですが、内部は問題なく高い車は違うよね。冒頭にも書きましたが、運転するWakitaniさん、助手席の私、後部座席の超常連Iさんの全員がケガ無く無事です。その後の後遺症もありません。
最初に到着したが救急車・・・
次が消防車が到着。
最後にパトカーが2台到着です。
ケガ人が無く、車両も問題なかったので、救急車と消防車は撤収。
警察官の聞き取り・・・相手も認めてるし証言者もいるので、0対10の相手の過失です。
同乗者の私も身分証明書(パスポート)の提示と、携帯電話番号を聞かれます。外出時のパスポート携帯は大事ですね。
ポルシェは外観の大破以外に、前輪タイヤを見ると、左右のタイヤが内側を向いている。Σ(゚д゚lll)
相手は任意保険に入ってる事は確認したのですが、こりゃポルシェ全損じゃないの?
最後に到着したのが、レッカー車(トラック)です。
ポルシェをウインチで荷台に引き揚げ・・・
ポルシェのディーラーに運ぶのかと思ったら、まさかの交差点斜め向かいの駐車場・・・とりあえず事故現場から事故車の撤去なのね。
どうも会話の雰囲気からレッカー車は、日本のJAFや保険会社経由で依頼されて到着したのと異なり、警察の依頼で駆けつけた?
この場でクレジット決済して、何処かに運ぶか、駐車場に降して終わりって感じの様子・・・
ポルシェの前輪を確認するとパンクして何かが折れている。これが左右のタイヤが内側を向いてハンドルが利かない原因のようです。
ポルシェは、つい先日、点検整備に出して30万円掛けてリフレッシュ完了したばかりで、これ修理代金数百万円は掛かるって話です。
ポルシェは対車対人の保険入ってますが、自分の車両保険入ってないそうです。そりゃ保険料が高そうですもんね。(T_T)
現場でWakitaniさん側の加入している保険会社に連絡(土曜日の昼間なのに繋がるのに30分)、相手も赤信号認めて過失が0対10なら、こっちら側の保険会社は対応する事が無いとの事です。結局、個人で相手の保険会社と交渉する事になるそうです。こちらの保険ならこれが普通の対応だそうです。マジ!
相手の車もレッカー車が到着・・・
その後、こちらのレッカー車とは話がまとまりポルシェのディーラー(サービス工場)に運ぶことになります。
ポルシェのディーラーに到着。
ここからは、私の人生で100%入る事が無いポルシェのショールームを興味本位でブラブラ。
まずはコーヒーを頂き。ちょっとディーラーの雰囲気に慣れたって事で、気になる車両・・・
Porsche Cayenne(カイエン)turbo S
これプラグインハイブリッドのようです。(#^.^#)
Wakitaniさんのポルシェを積んだレッカー車が到着。修理に関しての会話は、月曜日以降の話だそうです。
そうそう、今回の最大の問題・・・Wakitaniさん宅は約2週間後にオレゴン州ポートランド(札幌の姉妹都市)に新しい家買って移住(引越)するのです。
さらに3班の旅でもWakitaniさんはRVを出すので、月曜日からオーロラ旅です。保険会社とは奥さんが交渉する事になるのですが、これ我が家ならどうするって、絶対に無理って事になりますよね。(-_-;)
Porsche Carrera 4S
運転席に座ってもいいよって事なので、運転席に乗り込む。
2021年モデルで値段が書いているのかと思ったのですが、スペックだけで値段の記載無し。
んー
運転席に座った瞬間に凄いスポーツカーと感じても、これを運転してみたいとは思わない庶民の私です・・・w( ̄o ̄)w オオー!
当然、この原稿はWakitaniさん宅にこの後に戻って、スマホにリアルタイムで書いてるので、事故関連の後処理結果は分かりませんでしたが、3班の旅から戻り帰国前に聞いた話では・・・
とりあえず払ったレッカー車の費用は、相手の保険会社が払う事で決まったそうです。そして気になるポルシェですが、修理って感じじゃなく全損で初回提示(約750万円)あったそうですが、その値段で同じ車が買えるかって言うと難しいので交渉は続きそうです。
日本でも最近、平成19年式の中古車「シビックタイプR」が納車直前に全損事故(アンカレッジの今回の交差点事故と類似)、納車価格450万円が保険会社から約180万円提示で話題になってますが、似たような話と感じました。
このブログを書いている時点で、帰国して既に2週間以上経過しているのですが、交渉が決着したか、継続中なのかは私には分かりません。